フランク・ロイド・ライトからインスパイアされたガラス

投稿日:2016年06月20日 投稿者:建材事業部
カテゴリー:passiv material | 開発日誌 | 雑記

近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトは

日本で帝国ホテルの設計を手がけたことで日本でも有名です。

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私たちOK-DEPOTが加盟する窓のプロ達が集結する団体では、

たくさんお陽様を取り入れることで、明るく、暖かく暮らすことのできるガラスを開発しています。

 

上の写真のように市場に流通するガラスはちょっと色味がかかっています。

透明に近い素材にすることができれば、お陽様の恵みを最大限享受することができるのではないでしょうか。

 

このガラス、実はかの有名な落水荘に採用されていると言います。

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フランク・ロイド・ライトは敷地にある光、風、水といった

自然の恵みを巧みに取り入れたりパッシブデザイン設計に重きを起き、

石や木、などの品質だけではなく、

ガラスの素材にもこだわり、世の中に素晴らしい建築財産を残しました。

 

落水荘は木々の茂みに建ち、採光の計画が非常に重要になります。

人工の光に頼ることなく室内の明るさを最大化するにはどのようなガラスが相応しいか、

それを考え、透明に近いガラスを選定したのだと考えられます。

 

私たちはこのガラスに+断熱性能を最近の技術を用いて研鑽し、

しっかり断熱して熱を逃さず、お陽様を最大限取り込んで、

「暖房が要らない!」設計ができるガラスを目指しています。